PC pump  (プレッシャーコントロール ポンプ)


ハンドポンプ派のあなた! 漏れに困っていませんか?
という訳で、以前からのアイデアを使用テストして まぁまぁの結果になりましたのでアップしました。

ポンプボディー下から緑のシリコンチューブが、吸い込み側のチューブに延びているのが
確認できると思いますが、このラインが、ポンプの内圧をコントロールして漏れを防いでくれます。
前から、漏れないポンプはないものか? と 各メーカーの色々なポンプを使用しましたが、どうも
私は相性が悪いようで いつの間にか濡れてきます。 そこで分解してみると どうやらポンプの
シャフトからにじんでくる 要するに 上がり過ぎた内圧に対して パッキン類のシールが耐えられ
ない状態がほとんどでした。それでは、給油ストロークを増やさないで内圧を制御する方策はない
ものかと思案して今回の "PC pump" にたどりつきました。 この仕組みのポンプは2個作って
5ヶ月間使用してみましたが 今のところ漏れないで快調に使用できています。

 

改造は特別に難しいものではありませんが、シャフトのパッキンに使うシリコンのOリングと3mmの
アルミチューブが必要です。 OリングはRCカーのダンパーに使用するOEMパーツを流用しました。
シャフトの軸穴を Oリングが入るように座ぐり、横からはアルミチューブを差して瞬間で固定します
シャフト穴内に飛び出したバリを 綺麗に取り除いて ポンプボディーの下から、シリコンチューブを
吸い込み側のチューブに繋げれば完成です。ポンプ内の上がり過ぎた圧がシャフトの隙間を通って
吸い込み側にリターンして行きます。給油率には、ほとんど差を感じません。 回し始めには改造の
時に生じたごみが出ますから 追加したチューブは開放して ごみが出なくなってから三方に繋いだ
方がよいでしょう。 ハンドルを回すとリターンしていく燃料が見えます、当然ながら勢いよく回すと、
リターンの量が増して内圧の上がり過ぎを防ぐわけですが、漏れない快適さを味わうためにも
ほどほどのストロークが無難でしょう。

 

今回の改造には "Handibond" を使用しました、この瞬間接着剤は大変高純度でありながら
お値段のほうは、手ごろ価格です お勧めのアイテムですネ!! 間もなくリンク先から輸入開始です。

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